副作用と危険性
更新日:2019年6月6日
EMSをこれから使おうかとお考えの方から「EMSの副作用と危険性」についての質問をよく頂きます。
当サイトでおすすめしているシックスパッドやスタイリフトなどと言った多くのEMSは安全性を考慮して製造されていますので、取扱説明書の通りに使用する範囲内であれば、副作用や危険性についてはそれほど心配しなくても大丈夫です。
ただ、取扱説明書で禁止されている使い方や、安価で粗悪なEMSを使ったりすると、怪我をする恐れもありますので、こちらで副作用や危険性についてまとめておきたいと思います。
使ってはいけない部位
EMSには使用してはいけない禁止部位があります。
厳密には商品によって使用禁止部位が異なるのですが、ほぼ全てのEMSで禁止されているのが胸部(心臓周辺)と背骨(脊髄)の2箇所です。
こちらの2箇所に関しては、使用することによって重大な健康問題を引き起こす危険性がありますので、絶対に使わないようにしましょう。
以前、EMSの販売やマーケティングに関わっている方から聞いたことがあるのですが、実際に心臓の上で出力を弱くして使ったところ、「ウッ!」っと胸が詰まるような感覚に襲われ、本当に危険だからダメだと悟ったとのことでした。
非常に危険な行為ですので、いくらEMSが安全性の高い商品だと言っても、絶対に真似をしないようにしてください。
痛み・痺れ
EMSあるあるの一つに「痛み・痺れ」が挙げられます。
最初の頃は慎重に出力を調整していたのに、慣れてきてからは早く効果がほしくなって出力を一気に上げてしまったり、長時間にわたって同じ部位ばかりに使ってしまったりした時に、痛みや痺れを感じることがあります。
痛みや痺れを感じるということは、筋肉に負担がかかりすぎているということです。これらの症状が出たらEMSの使用をすぐにストップしましょう。
たいていはEMSを外せば痛みもすぐになくなりますが、もししばらく経っても痛みが残ってしまっている場合は、整形外科で診てもらうようにしてください。
EMSは普段から無理のない出力で、使用時間を守って使うことが大切です。
肌の炎症・かぶれ
EMSの副作用や危険性というよりは、ジェルパッドと肌の相性の問題になるのですが、体質的にジェルパッドが合わない方もいらっしゃいます。
粘着力が強いため、皮膚に負担がかかってしまい、赤く炎症を起こしてしまったり、かぶれてしまう例も報告されています。
肌質は人それぞれですので、初めて使った30分間ですぐに異変が起きる方もいれば、1週間ほど使い続けているうちに炎症やかぶれが出るようになったという方もいらっしゃいます。
当サイト運営チームのメンバーの中で、EMSによって肌に不調を来した者は1人もいませんが、特に肌が弱い方などは赤みも出やすいので、注意しながら使ってみてください。
また、使い続けているうちにジェルパッドが劣化して、電気の刺激が強く感じられることがあります。
このような時は肌への負担がより大きくなったり、ピリピリとした痛みが目立つようになりますので、ジェルパッドを新しいものと交換するようにしましょう。
ほとんどのEMSでは、ジェルパッドを1ヶ月ごとに交換するように推奨されています。