筋トレもダイエットもオーバーワークしない

更新日:2019年6月6日

ダイエットに運動は欠かせません。運動をすることで脂肪を燃焼することができるうえ、筋肉量が増えることで基礎代謝が上がり、太りにくい身体を作ることができます。しかし、運動にもやってはいけないことがあります。今回はその中でも特に代表的な点を3つご紹介したいと思います。

有酸素運動のやりすぎ

有酸素運動は脂肪の燃焼効率もいいですし、筋肉量が増え基礎代謝も上がるというダイエットには最高の運動法ですが、やりすぎるとなんと逆効果になってしまうのです。先に結論から言ってしまうと、有酸素運動をやりすぎると筋肉が落ち、基礎代謝が下がり太りやすい体になってしまいます。これはどういうことなのでしょうか。

オーバーワーク

有酸素運動に限らず、どんな運動でもやりすぎると身体の回復が追い付かなくなります。程度な運動量であればエネルギーは体脂肪から補われるのですが、いわゆるオーバーワークの状態になると体脂肪からだけでは足りず、筋肉を削ってまでエネルギーを補給しようとします。

頑張って厳しくつらい運動をしたのに、筋肉を削られてしまうなんてひどい皮肉な話ですよね。しかも筋肉が削られることで基礎代謝も下がってしまいます。基礎代謝が下がってしまうと…ということなのです。

ですから、有酸素運動もやりすぎはよくありません。3,40分に1回くらいのペースで休憩を取るようにしましょう。1時間以上の有酸素運動で筋肉が削られるとも言われています。

がむしゃらに運動

これも上のやりすぎと似ていますが、とにかく短期間で結果を出したいがために、ひたすら走り込んだり、ひたすら泳いだりすることはあまりよくありません。

いくらちゃんと休憩を取って、エネルギーを補給したとしても、体力の高くない方は運動の効果が出る前にどこかを痛めたり、モチベーションが下がってしまうなどの悪影響が出ます。

痛めてしまえばその後一定期間は物理的に同じ運動をすることは不可能ですし、モチベーションが下がってしまうと、運動を継続して行うことが難しくなります。

ですから、こうした状況になってしまうのを防ぐためにも、がむしゃらに運動するのではなく、しっかりと計画的かつ効率的に、そして自分に合った運動を行うことが重要になります。

体調が悪いのに無理をする

体調の悪い時や極度の疲労時には、安静にして体力を回復する事に専念するようにしましょう。特にダイエット意志が強い方などは、多少体調がすぐれなくてもダイエットのために、と無理をして運動をしがちですが、これは逆効果です。

無理をして運動をすることで、身体はいつも以上にエネルギーを必要とし、体脂肪だけではなく筋肉からもエネルギーを補給しようとしてしまいます。また、多くの場合体調が悪い時に運動をすると、更に体調を悪化させてしまいます。

体調が悪い時は、完全に復調するまでダイエットを休む、という決断も必要です。

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