ストレッチでダイエット
更新日:2019年6月6日
ストレッチとは筋肉を引っ張ったり、伸ばす運動のことを指します。「準備体操」「整理体操」などと言い換えることもできます。有酸素運動にしても無酸素運動にしても、運動を始める前にはストレッチで体を動かすことが重要です。
ダイエットとの関係
ストレッチは、体の柔軟性を高め、日常生活でのけがの予防にもつながります。スポーツ選手がみんな身体が柔らかいのも、日々ストレッチを欠かさずに行っているからです。
そんなストレッチですが、ダイエットにも効果があります。ストレッチによって筋肉の柔軟性が上がるため、筋肉内に酸素を取り込む量が増え、カロリー消費量を向上させることができます。
また、有酸素運動・無酸素運動問わず、あまり運動などをしない人の場合はストレッチによって小さな筋肉が鍛えられて、基礎代謝量も増えるため、太りにくい身体を作ることができます。
メリット
寝る前やお風呂上りに10分~15分程度でできる
寝る前やお風呂上りに15分もあればできてしまうのがストレッチです。本格的な運動となると時間も場所も必要になりますが、ストレッチにはどちらも不要です。寝る前にやれば眠りも深くなるので、リラックス効果もあります。
簡単に誰でもできる
有酸素運動・無酸素運動には得手不得手がありますが、ストレッチの場合は無理なく行うことができるので、体が硬い方でも体力に全然自信のない方でも安心です。太りにくいだけでなく、疲れにくい体づくりにもストレッチは効果的と言えます。
リバウンドが少ない
ストレッチは効果を実感できるまでに少し時間がかかる一方で、ダイエットの天敵でもあるリバウンドがあまりないというメリットがあります。有酸素運動・無酸素運動と比べると即効性という点では弱いけれど、ゆっくりコツコツと体質改善を進めることができるダイエット法です。
注意点
無理して伸ばさない
実はストレッチもその日の体調によってできる幅が変わります。体調のいい日だとここまで伸びるのに今日は痛い、なんていう時は無理して伸ばさないようにしましょう。また、体調の悪い時や、極度な疲労時にはストレッチよりも、安静にして体力を回復することに集中しましょう。
息を止めない
これはストレッチの時によく言われることです。息を長く吐きながらストレッチすると、筋肉がよく伸びます。逆に息を止めて行うと、筋肉が緊張してしまいうまく伸びません。ついつい力を入れると息を止めてしまいがちですが、逆効果なので意識して息を止めないようにしましょう。
反動を使わない
これもよく言われることですね。昨日より今日、今日より明日、と新記録を求めて反動をつけてストレッチをしようとする方がいますが、これは筋肉や関節への負担が大きくなり、怪我の原因にもなりますのでやめましょう。