低周波EMSと高周波EMSの違い
更新日:2019年6月6日
筋トレやダイエットに効果があると人気のEMSですが、実は大きく分けて2種類あることをご存知でしょうか。1つは低周波EMS、もう1つは高周波EMSです。
EMSが使用している電気刺激の周波数によって、低周波と高周波に分けられるのですが、その効果の違いをまとめてみました。
低周波EMS | 高周波EMS |
---|---|
1~1,000Hz | 3000Hz~ |
やや安い | かなり高額 |
体の表面に届く | 体の深部まで届く |
ぶるぶるとした感覚 | ズシンドシンとした感覚 |
アウターマッスルに効く | インナーマッスルに効く |
体型の変化が早い | 体型の変化が遅い |
筋トレ目的の方におすすめ | ダイエット目的の方におすすめ |
シックスパッド・スレンダートーン | スタイリフト・パーフェクト4500HOT |
周波数
低周波EMSと高周波EMSの最大の違いは「周波数」です。前者は1,000Hz以下、後者は3,000Hz以上の電気刺激を使用しています。
この中間に1,000Hz~3,000Hzの中周波EMSというものもありますが、現在市販されていて人気となっているEMSは極端な低周波(シックスパッド:20Hz スレンダートーン:45~80Hz)か、比較的高めの高周波(スタイリフト:5,000Hz パーフェクト4500HOT:4,500Hz)のものとなっています。
価格
周波数によるEMSの違いはお分かり頂けたのではないかと思いますが、次に大きく異なっているのが価格です。
一般的に低周波EMSは2,3万円程度で販売されていますが、高周波EMSは10万円以上かかることがほとんどです。先述のスタイリフトもパーフェクト4500HOTも15万円ほどで販売されています。
ちなみに、エステやクリニックで使用されている低周波も高周波も使うことができる業務用EMSになると、安いものでも数十万円、高いものになると数百万円もします。
感覚
低周波EMSは体の表面近くの筋肉に作用するため、使ってみると「ぶるぶる」や「ぷるぷる」といった感覚があります。
高周波EMSは体の深部まで電気刺激が到達するため、「ズシン」や「ドシン」といった感覚を受けます。なかなか言葉だけでは表現が難しいのですが、高周波EMSの方が奥深くまで効いているなと感じます。
効果
低周波EMSはアウターマッスルと呼ばれる体の表面にある筋肉に効きます。体の外側の筋肉なので、ここを鍛えると外見が変わりやすいです。
体の深部に位置するインナーマッスルと比べると筋肉が大きくなりやすく、筋肥大を目的に筋トレをされている方にもおすすめです。
逆に高周波EMSはインナーマッスルに効果があるため、外見の変化はさほど見られませんが、脂肪の燃焼量が上がりやすくなります。そのため、高周波EMSはダイエット目的の方に特におすすめです。
代表的なEMS
既に本文中に登場していますので、簡単な紹介にとどめたいと思います。
まず、低周波EMSで1番おすすめなのがシックスパッドです。当サイト運営チームではAbsFitもBodyFitも愛用しています。
また、同じ低周波EMSに分類され、テレビショッピングなどでも人気が高いスレンダートーンも多くの方々に使われています。
次に高周波EMSですが、こちらのおすすめはスタイリフトです。シックスパッドと同様、当サイト運営チームでは毎日のように使っています。
ただ、スタイリフトは購入場所がエステやクリニックなどに限られますので、なかなか手に入らないという方には代替品としてパーフェクト4500HOTをおすすめします。